2011年 06月 23日
貞観(じょうがん)津波と女川原発
震災直後から、今回の東日本大震災は千年に一度の大震災と言われている。地震だけじゃなく、大津波により三陸沿岸地域の被害が甚大だった。
「千年に一度の大震災」とは何? 今日の朝日新聞夕刊「論説委員室」に興味深い記事。
それは、「日本三題実録」に、今から千数百年位前の平安時代(869年)に仙台平野に大津波が襲い、「原や野や道はすべて青海原となり、・・・溺死者は千人・・・」となった。この史実が確認され、調査文献が結果的に女川原発2号機建設許可に大きく貢献したと言う。
ただし、想定津波の大きさの見直し(3m→9.8m)や東北電力などの総合的な判断により敷地の高さを「14.8m」にしたことにより、今回の地震による地盤沈下が1m程度あっても、大きな被害とならなかった。今、原発に関する色々な議論がされているが、良識のある議論と政策実現に向けた努力を期待。
「千年に一度の大震災」とは何? 今日の朝日新聞夕刊「論説委員室」に興味深い記事。
それは、「日本三題実録」に、今から千数百年位前の平安時代(869年)に仙台平野に大津波が襲い、「原や野や道はすべて青海原となり、・・・溺死者は千人・・・」となった。この史実が確認され、調査文献が結果的に女川原発2号機建設許可に大きく貢献したと言う。
ただし、想定津波の大きさの見直し(3m→9.8m)や東北電力などの総合的な判断により敷地の高さを「14.8m」にしたことにより、今回の地震による地盤沈下が1m程度あっても、大きな被害とならなかった。今、原発に関する色々な議論がされているが、良識のある議論と政策実現に向けた努力を期待。
by risingisland1959
| 2011-06-23 01:32
|
Comments(0)