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出島 ~いずしま~ 復興支援・応援ブログ

養殖ホヤ~風評被害

 韓国では東日本大震災での福島第一原発事故により、当該地域からの水産物輸入の禁止・制限を継続している。その関連で女川町の竹ノ浦地区での養殖ホヤの処分に関する記事を読んだ。
以下、6/30付け河北新報オンラインニュース記事から一部抜粋。
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<養殖ホヤ>苦渋の決断 処分へ涙の水揚げ
 韓国の輸入禁止(東京電力福島第1原発事故を理由に輸入を禁止)で生産過剰になっている宮城県産の養殖ホヤを巡り、約1万4000トンを処分する方針。27日から試験的に実施、合わせて約150トンを冷凍施設に運び込んだ。
・・・
 県漁協は現在、ホヤ養殖が盛んな石巻、気仙沼、女川、南三陸の4市町などとホヤを堆肥に再利用するなどの処分方法を検討中。処分するホヤの水揚げは9月中に終わる見込み。
 ・・・東日本大震災前に7~8割を消費していた韓国が2013年9月、東京電力福島第1原発事故を理由に輸入を禁止。国内だけで消費するには供給過剰となり、県漁協はやむなく処分する方針を決めた。処分にかかる費用などは東電に請求する方向で調整している。
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 ・・・当然出島でも同様の事態が起きている。b0219534_16211983.jpg
 出島のある漁師は、「自分(達)の養殖ホヤ筏は長さ(水深)約10~15メートル位の縄一本で約百数十キロ位のホヤがなる、それを何メートル位かの間隔?で約300メートルの長さで養殖するのでひとつの筏で少なくとも約1.3, 4トンとなる。その筏が何本もあるんだからな。それらを9月一杯までに水揚げ終わらせなければならないので、しばらく他の養殖の作業が出来なくなる。人手も少ないからさ。そしてそれがこの辺りの浜全部だからな・・・」と。 引き取り(買い取り)価格も水揚げのタイミング、業者によってバラつきが大きいようである。
 風評被害に伴う飼料・堆肥等に再利用される為の水揚げ・・・養殖ホヤ生産者としては何ともやるせない気持ちだろう。

 東日本大震災被災地からの海産物輸入禁止延長措置は韓国としての国家施策であるから何とも言えないが、普通に考えれば風評被害そのものである。ただ、この風評被害というものは農林水産物生産者に後々ボディーブローのように影響を与えるものなので、本件に関しても一次的な東京電力への補償請求とかだけでなく、国として風評被害を払拭するような具体策、術等がないものだろうか?・・・震災以降ずうっと叫ばれていること。

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by risingisland1959 | 2016-07-07 19:46 | Comments(0)

宮城牡鹿半島の付け根に位置する小さな離島も東日本大震災で壊滅的な被害。復旧・復興に向け何とか応援したい!
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